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小僧
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こばうず
ふりがな文庫
“
小僧
(
こばうず
)” の例文
小僧
(
こばうず
)
が
将
(
も
)
つて来し茶を上人自ら汲み玉ひて
侑
(
すゝ
)
めらるれば、二人とも勿体ながりて恐れ入りながら頂戴するを、左様遠慮されては言葉に角が取れいで話が丸う行かぬは
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
思ひつかるゝことのありてか今日はわざ/\二人を招び出されて一室に待たせ置かれしが、今しも静〻居間を出られ、畳踏まるゝ足も軽く、先に立つたる
小僧
(
こばうず
)
が襖明くる後より
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
反響
(
ひゞき
)
のみは我が耳に堕ち来れど
咳声
(
しはぶき
)
一つ聞えず、玄関にまはりて復頼むといへば、
先刻
(
さき
)
見たる憎気な怜悧
小僧
(
こばうず
)
の一寸顔出して、庫裡へ行けと教へたるに、と
独語
(
つぶや
)
きて早くも障子ぴしやり。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“小僧”の意味
《名詞》
小僧(こぞう)
年少(子ども)の僧。
商店などで使用される若い男の店員。
年少の男子を見下していう語。坊主。
(出典:Wiktionary)
“小僧”の解説
小僧(こぞう)は、一人前でない僧侶、修行中の者を指す語である。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“小僧”で始まる語句
小僧子
小僧気
小僧達
小僧奉公