“横上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこがみ50.0%
ヨコガミ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊野権現の一つ、若王子（にゃくおうじ）のご本尊を乗せ、旗の横上（よこがみ）には金剛童子を書いた、この湛増の兵船が現れると、源氏も平家も、共に手を合わせて拝んだ。
現代語訳　平家物語：11 第十一巻 (新字新仮名) ／ 作者不詳(著)
又其蝉口（セミグチ）には、必、神符を封じ籠める（軍用記）故実も、少弐氏の旗の横上（ヨコガミ）に、綾藺笠（アヤヰガサ）をつけたのは、眷属の御霊の影向（ヤウガウ）あつて、蝉口に御座あるからとの家訓がある（梅松論）といふのも
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)