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中差
ふりがな文庫
“中差”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なかざし
60.0%
なかざ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかざし
(逆引き)
銭亀
(
ぜにがめ
)
ほどのわりがらこに結って、
小楊子
(
こようじ
)
の小々太い位なのではあるが、それこそ水の垂れそうな
鼈甲
(
べっこう
)
の
中差
(
なかざし
)
と、みみかきのついた
後差
(
うしろざ
)
しをさした。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「なるほど、そうして髪は島田、
鼈甲
(
べっこう
)
の
中差
(
なかざし
)
、まあ詳しいことは御検視が来てからのことだ。ところでお前方」
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
中差(なかざし)の例文をもっと
(3作品)
見る
なかざ
(逆引き)
金襴
(
きんらん
)
の帯が、どんなに似合ったことぞ、黒髪に
鼈甲
(
べっこう
)
の
櫛
(
くし
)
と、
中差
(
なかざ
)
しとの照り
映
(
は
)
えたのが輝くばかりみずみずしく眺められたことぞ。
大橋須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
孫六は手早く
甲胄
(
かっちゅう
)
をつけ、二十四差したる
胡籙
(
えびら
)
を負い、
重籐
(
しげどう
)
の弓を小脇に抱き、門の上なる
櫓
(
やぐら
)
へのぼり、
中差
(
なかざ
)
しとって打ちつがえ、
狭間
(
はざま
)
の板八文字に押しひらき
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
中差(なかざ)の例文をもっと
(2作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風
検索の候補
道中差
札差御連中
“中差”のふりがなが多い著者
作者不詳
長谷川時雨
中里介山
国枝史郎