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なかざし
ふりがな文庫
“なかざし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
中指
58.3%
中差
25.0%
中挿
8.3%
中櫛
8.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中指
(逆引き)
小判紙を右の
中指
(
なかざし
)
に巻きて襟のあたりを拭ひゐたるが、お吉は例のお世辞よく、煙草吸付けて先づ一ぷくと差出しつ。
野路の菊
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
なかざし(中指)の例文をもっと
(7作品)
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中差
(逆引き)
「なるほど、そうして髪は島田、
鼈甲
(
べっこう
)
の
中差
(
なかざし
)
、まあ詳しいことは御検視が来てからのことだ。ところでお前方」
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
なかざし(中差)の例文をもっと
(3作品)
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中挿
(逆引き)
前挿
(
まえざし
)
、
中挿
(
なかざし
)
、
鼈甲
(
べっこう
)
の照りの美しい、
華奢
(
きゃしゃ
)
な姿に重そうなその
櫛笄
(
くしこうがい
)
に対しても、のん気に婀娜だなどと云ってはなるまい。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なかざし(中挿)の例文をもっと
(1作品)
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中櫛
(逆引き)
形
(
かた
)
に
御殿形
(
ごてんがた
)
、お
初形
(
はつがた
)
、歌舞伎形などありと知るべし。次には櫛なり、
差櫛
(
さしぐし
)
、
梳櫛
(
すきぐし
)
、
洗櫛
(
あらひぐし
)
、
中櫛
(
なかざし
)
、
鬢掻
(
びんかき
)
、
毛筋棒
(
けすぢぼう
)
いづれも
其一
(
そのいち
)
を
掻
(
か
)
くべからず。また、
鬢附
(
びんつけ
)
と
梳油
(
すきあぶら
)
と水油とこの三種の油必要なり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
なかざし(中櫛)の例文をもっと
(1作品)
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