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前挿
ふりがな文庫
“前挿”の読み方と例文
旧字:
前插
読み方
割合
まえざし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まえざし
(逆引き)
前挿
(
まえざし
)
、
中挿
(
なかざし
)
、
鼈甲
(
べっこう
)
の照りの美しい、
華奢
(
きゃしゃ
)
な姿に重そうなその
櫛笄
(
くしこうがい
)
に対しても、のん気に婀娜だなどと云ってはなるまい。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前挿
(
まえざし
)
の
簪
(
かんざし
)
の
落掛
(
おちかか
)
るのをさし直しながら、「お
煙草盆
(
たばこぼん
)
のお火はよろしゅう御ざりますか。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
前挿(まえざし)の例文をもっと
(2作品)
見る
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
挿
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛
“前挿”のふりがなが多い著者
永井荷風
泉鏡花