“梳櫛”の読み方と例文
読み方割合
すきぐし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この部落の竹細工は全村の分業で、割る家、削る家、編む家、梳櫛すきぐしを組む家、焼絵やきえを施す家、いずれもそれぞれの専業に分れる。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
その毛筋へぽたぽたと血の滴るように見えたのは、約束の口にくわえた、その耳まで裂けるという梳櫛すきぐしのしかもそれが燃えるような朱塗であった。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
石畳の模様に同の字の紋所染めたる暖簾のれんのかげには梳櫛すきぐしすき油など並びたり。二月十五日は中村座の祝日いわいびとかや。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)