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梳手
ふりがな文庫
“梳手”の読み方と例文
読み方
割合
すきて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すきて
(逆引き)
瑠璃子はもと洋髪屋の
梳手
(
すきて
)
をしている時分から方々の待合へも出入をしていたので、こういう事には抜目のあろうはずがない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
中は女やもめの住みそうな、磨き抜かれた調度、二三人の若い
梳手
(
すきて
)
が、男の客を物珍しそうに、奥の方から娘らしい視線を送っている様子です。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
髪結いのおかみさんは
梳手
(
すきて
)
に云いつけて、私の指に
繃帯
(
ほうたい
)
を巻いてくれた。私は恐縮してひたすら陳謝したが、先輩は
安い頭
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
梳手(すきて)の例文をもっと
(11作品)
見る
梳
漢検1級
部首:⽊
11画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“梳”で始まる語句
梳
梳櫛
梳場
梳棉部
梳付
梳張
梳櫳
梳毛
梳髪
梳油
“梳手”のふりがなが多い著者
小山清
林不忘
徳田秋声
夏目漱石
泉鏡花
永井荷風
野村胡堂