“なかゆび”の漢字の書き方と例文
語句割合
中指100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日月みかづきなりにってある、にいれたいくらいのちいさなつめを、母指おやゆび中指なかゆびさきつまんだまま、ほのかな月光げっこうすかした春重はるしげおもてには、得意とくいいろ明々ありありうかんで
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
さぐてた油差あぶらさしを、雨戸あまど隙間すきまからかすかにひかりたよりに、油皿あぶらざらのそばまでってったまつろうは、中指なかゆびさきつめたい真鍮しんちゅうくち加減かげんしながら、とッとッとと
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)