“兜頭巾”の読み方と例文
読み方割合
かぶとずきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数右衛門は敵の前に背をしたのであったが、その背に当ったのは、氷柱であって、平八郎の切っ先は、彼の兜頭巾を斬って、肩の辺りでカチンと刎ねた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
組のが動いて行ったあとには、消防用の梯子が続いた。革羽織兜頭巾の火事装束をした人たちはそれらの火消し人足を引きつれて半蔵らの目の前を通り過ぎた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
頭とは、頭巾ですっぽりとつつんではいるが、その頭巾なるものが、宗十郎というものでもなく、山岡でもなく、兜頭巾でもなく、また山国でよく用うるかんぜん帽子というものでもなく、ただ
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)