“頭巾帽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アチーポック25.0%
ずきんぼう25.0%
チェプチック25.0%
トツカ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがまた思ひがけなく、うまく命中して、新らしい更紗の頭巾帽アチーポックがすつかり泥だらけになつたので、無茶な乱暴者たちの哄笑はまたひとしほ大きくなつた。
瀝青チャンを塗った庇帽ひさしぼう、恐ろしいきたない毛織りの頭巾帽ずきんぼう、それから短い仕事着やひじのぬけた黒い上衣、多くは婦人用の帽子をかぶり、またある者はかごをかぶり、毛深い胸が現われており
頭布プラトークでなしに頭巾帽チェプチックなんぞかぶってはいるが、きりょうの点ではどう見てもほめられた柄ではなく、この女に出あって口ひげをうごめかしながら一種特別な奇声を発して
外套 (新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
春になつたので女の装飾が大分だいぶ変り出した。ふちの狭い頭巾帽トツカやまつてふちの広い円帽シヤポウに移つてく。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)