“角頭巾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくずきん50.0%
つのずきん25.0%
すみずきん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうやら角頭巾かくずきんの下から眼を笑わせているようだが、剣構品位けんこうひんい尋常でなく、この場合、おのずと立ち向かった栄三郎、何やらゾクッ! と不気味でならなかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そしてふとまた、歩きかけると、藍木綿あいもめんの浪人服に、角頭巾つのずきんをかぶった四十がらみの男が、手に見事な宝刀を捧げ、それに“売り物”とわかる草標示くさじるしげ、つと、林冲のそばへきて。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例の、坊さんが、出来心で料理人になって、角頭巾すみずきん黒長衣くろながごろも
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)