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内兜
ふりがな文庫
“内兜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちかぶと
90.9%
うちかくし
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちかぶと
(逆引き)
軽蔑なさるからコンナ事になるのです。伜には
内兜
(
うちかぶと
)
を
見透
(
みす
)
かされる、女将には冷やかされる……
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
すると紅庵は、さういふ伊東伴作の
内兜
(
うちかぶと
)
を見透したやうな穿つた調子で再び言葉をつぎたし
雨宮紅庵
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
内兜(うちかぶと)の例文をもっと
(10作品)
見る
うちかくし
(逆引き)
彼はふと金がどうかなっていはしないかと思ったが、そこで
検
(
しら
)
べることも出来ないので、それを上衣の
内兜
(
うちかくし
)
に入れ、時計を手首に着けた。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
謙作は廊下へ出ると
内兜
(
うちかくし
)
に手をやって紙入を出してみた。金にはすこしも異状がなかった。彼は
幾等
(
いくら
)
か女に置いて往かなくてはならないと思ったが、なんだかばかばかしくもあった。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
内兜(うちかくし)の例文をもっと
(1作品)
見る
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
兜
漢検準1級
部首:⼉
11画
“内”で始まる語句
内
内儀
内部
内々
内証
内外
内裏
内證
内密
内輪
検索の候補
内衣兜
“内兜”のふりがなが多い著者
中里介山
樋口一葉
谷崎潤一郎
有島武郎
島崎藤村
神西清
夢野久作
田中貢太郎
坂口安吾