トップ
>
うちかぶと
ふりがな文庫
“うちかぶと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
内兜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内兜
(逆引き)
古代を笑ふ近代マニヤ連中の
内兜
(
うちかぶと
)
は、すつかり見透しなのだからね。あの連中の
傲慢
(
ごうまん
)
な表情はじつは裏返された卑屈感と
焦躁
(
しょうそう
)
にすぎない。あの連中とはつまりわれわれのことだ。
夜の鳥
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
自分から進んで
内兜
(
うちかぶと
)
を見透かされたようなもどかしさはいっそう葉子の心を憤らした。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
しかし、言葉はまさにこの秋草を描いた襖のあなたから
迸
(
ほとばし
)
り出たのに違いないのですから、一旦は狼狽したが、もとより相当な奴ですから、ここらで
内兜
(
うちかぶと
)
を見せるようなことはない。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
うちかぶと(内兜)の例文をもっと
(10作品)
見る
“うちかぶと”の意味
《名詞》
かぶとの眉庇の内側の部分。
内情。弱点。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うちかくし