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『雨宮紅庵』
ふりがな文庫
『
雨宮紅庵
(
あめみやこうあん
)
』
伊東伴作は親代々の呉服商であつた。学問で身を立てようとしたこともあつたが、一向うだつがあがらないので、このごろは親代々の商人になりすましてゐた。 或日雨宮紅庵といふ昔馴染が、見知らない若い女を連れてきて、この人は舞台俳優になりたいさうだが世 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「早稲田文学 第三巻第五号」1936(昭和11)年5月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
確
(
しつか
)
良人
(
おつと
)
作用
(
はたら
)
然
(
そ
)
為
(
し
)
懐
(
いだ
)
尠
(
すこ
)
吃驚
(
びつくり
)
匿
(
かくま
)
底
(
てい
)
従而
(
したがつて
)
詰
(
なじ
)
拘泥
(
こだわ
)
斯
(
こ
)
表面
(
うわべ
)
裃
(
かみしも
)
自棄
(
やけ
)
縺
(
もつ
)
絣
(
かすり
)
調
(
ととの
)
連合
(
つれあい
)
異体
(
えたい
)
遠距
(
とおざ
)
無碍
(
むげ
)
泌々
(
しみじみ
)
気振
(
けぶり
)
悒鬱
(
ゆううつ
)
恰
(
あたか
)
周章
(
あわ
)
却々
(
なかなか
)
医
(
いや
)
匆々
(
そうそう
)
刳
(
えぐ
)
内兜
(
うちかぶと
)
傷
(
いた
)