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遠距
ふりがな文庫
“遠距”の読み方と例文
読み方
割合
とおざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおざ
(逆引き)
このことに気付かない筈はないと思ふが、知りすぎるために、却つて潜在的に傷を
遠距
(
とおざ
)
かり、労はらうとする不可抗力を受けるのであらうか。
悲願に就て:――「文芸」の作品批評に関聯して――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
「ええ、ままよ」そんなことを呟いて彼の
遠距
(
とおざ
)
かる
跫音
(
あしおと
)
がしたが、翌朝行人によつて、そこから幾らも離れない路上に縊死をとげたネルヷルが発見された。
牧野さんの死
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
余り考へすぎたために其の考へが段々私自身から
遠距
(
とおざ
)
かり、結局私はまるで私とは無関係な考へをあの頃思ひつめてゐたのだらう。私はあの頃よく街を歩いた。
訣れも愉し
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
遠距(とおざ)の例文をもっと
(8作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
距
常用漢字
中学
部首:⾜
12画
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