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楯籠
ふりがな文庫
“楯籠”の読み方と例文
読み方
割合
たてこも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてこも
(逆引き)
などと云いふらし、幾日かをわざと過して、一ノ谷に
楯籠
(
たてこも
)
っている平家方の全神経を、まず不安と迷いに疲らせた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬼髯
(
おにひげ
)
が徒党を組んで左右へ立ち別かれ、眼の玉が
金壺
(
かなつぼ
)
の内ぐるわに
楯籠
(
たてこも
)
り、
眉
(
まゆ
)
が八文字に陣を取り、
唇
(
くちびる
)
が
大土堤
(
おおどて
)
を厚く築いた体、それに
身長
(
みのたけ
)
が
櫓
(
やぐら
)
の真似して
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
自分の一門はすべて第二の「千本桜」の方に
楯籠
(
たてこも
)
ってしまったのであるという噂が専ら伝えられた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
楯籠(たてこも)の例文をもっと
(6作品)
見る
楯
漢検準1級
部首:⽊
13画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“楯”で始まる語句
楯
楯突
楯無
楯岡
楯形
楯列
楯並
楯縫
楯囲
楯彦
“楯籠”のふりがなが多い著者
山田美妙
吉川英治
谷崎潤一郎
岡本綺堂