“金壺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなつぼ83.3%
かねつぼ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬼髯おにひげが徒党を組んで左右へ立ち別かれ、眼の玉が金壺かなつぼの内ぐるわに楯籠たてこもり、まゆが八文字に陣を取り、くちびる大土堤おおどてを厚く築いた体、それに身長みのたけやぐらの真似して
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
耳鼻科の金壺かなつぼ教授とが、正木博士と協力致しまして、医学研究上の目的に使用すべく製作されましたもので
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それとも殿御の御器量がお錠口じょうぐち金壺かねつぼさんのようなら、わたくしのような者でも御即答は出来ませんが、その長二郎さんという方は役者のような男だと御前様が仰しゃったではござりませぬか
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)