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楯突
ふりがな文庫
“楯突”の読み方と例文
読み方
割合
たてつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてつ
(逆引き)
その
総本家
(
そうほんけ
)
の権能はひじょうに古くからのもので、これに
楯突
(
たてつ
)
くことは世間からも許さないが、多くの氏々の連合にはそういう中心の力がよわい。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それに昇は花で言えば今を
春辺
(
はるべ
)
と咲誇る桜の身、
此方
(
こっち
)
は
日蔭
(
ひかげ
)
の枯尾花、
到頭
(
どうせ
)
楯突
(
たてつ
)
く事が出来ぬ位なら打たせられに行くでも無いと、
境界
(
きょうがい
)
に
随
(
つ
)
れて
僻
(
ひが
)
みを起し
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
主家を退転して三万七千石の大名に
楯突
(
たてつ
)
いてまでも、志賀家の血筋を護り通そうとするのでしょう。
銭形平次捕物控:078 十手の道
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
楯突(たてつ)の例文をもっと
(10作品)
見る
楯
漢検準1級
部首:⽊
13画
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
“楯”で始まる語句
楯
楯無
楯籠
楯岡
楯形
楯列
楯並
楯縫
楯囲
楯彦
“楯突”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
中島敦
柳田国男
幸田露伴
岡本綺堂
吉川英治
夢野久作
野村胡堂