“かもじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カモジ
語句割合
92.6%
3.7%
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るとその中には、小指の太さに束ねた長さ八すんばかりのかもじが一房と、よごれた女の革手袋がかたしと、セルロイドの櫛が一枚あった。
謎の咬傷 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
前髪も鬢もかもじも引詰めて小さく結んで南京玉の網を被せたのが一番のハイカラであった。
と——其処の曲り角に、黒髪を束ねたかもじの看板と「おん小間物類こまものるい」とした暖簾のれんがふッと目につきました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)