“婦人(もの)” の例文
小六の膚(はだ)は白かりき。色の黒き婦人(もの)にては、木戸に入(い)るが稀なりとて、さる価をぞ払いしなる。手品師は詮(せん)ずるに半ば死したる小六の身のそのうつくしく艶(つやや)かなりし鳩尾(きゅうび)一斤の肉を買いしなり。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)