“御婦人”の読み方と例文
読み方割合
ごふじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「旦那(だんな)、くどい事(こと)をお尋(たづ)ね申(まを)しますやうでござりますが、あの其(そ)の十三囘忌(くわいき)の今日(けふ)の佛樣(ほとけさま)は、旦那衆(だんなしう)でござりますか、それとも御婦人(ごふじん)で、」
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
何故(なぜ)と被言(おッしゃ)りませ、姫(ひい)さまはまだ齡(とし)がゆかッしゃらぬによって、騙(だま)さッしゃるやうであれば、ほんにそれは惡(わる)いこっちゃ、御婦人(ごふじん)を騙(だま)さッしゃるは卑怯(ひけふ)ぢゃ、非道(ひだう)ぢゃ。
然(さ)ればよなと思(おも)ひながら、殊更(ことさら)に知(し)らず顏(がほ)粧(よそほ)ひつゝ、主人(あるじ)は御婦人(ごふじん)なるにや、扨(さて)は何某殿(なにがしどの)の未亡人(びばうじん)とか、さらずは妾(おもひもの)なんどいふ人(ひと)か、別(べつ)して與(あた)へられたる邸宅(ていたく)かと問(と)へば
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)