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素生
ふりがな文庫
“素生”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すばえ
37.5%
すじやう
25.0%
すじょう
12.5%
すぢやう
12.5%
すば
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すばえ
(逆引き)
二尺にも三尺にも及ぶほど勢いこんで延びてきているようなその
素生
(
すばえ
)
を見たばかりでも、おい先こもる少女の命を思わせるものがあります。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
素生(すばえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すじやう
(逆引き)
既にして
夜行太
(
やぎやうた
)
等は、お夏が
儔
(
たぐひ
)
多からぬ美女たるをもて、ふかく歓び、まづその
素生
(
すじやう
)
をたづぬるに、勢ひかくの如くなれば、お夏は隠すことを得ず、都の
歌妓
(
うたひめ
)
なりける由を、あからさまに
報
(
つ
)
げしかば
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
素生(すじやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
すじょう
(逆引き)
主婦が仙さんの
素生
(
すじょう
)
を尋ねかけたら、「
乃公
(
おれ
)
に喧嘩を売るのか」と仙さんは血相を変えた。ある時やるものが無くて
梅干
(
うめぼし
)
をやったら、斯様なものと顔をしかめる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
素生(すじょう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
すぢやう
(逆引き)
その詩集の作者は晩年はパリに来てモンマルトル区の中の倫落の空気の中にその身を終つたが、最後までその枕頭に侍してゐた女は、余りに
素生
(
すぢやう
)
の好いものではなかつたといふことであつた。
路傍の小草
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
素生(すぢやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
すば
(逆引き)
背丈
(
せたけ
)
は伸びても顔はまだ子供子供した宗太にくらべると、いつのまにかお粂の方は姉娘らしくなっている。
素朴
(
そぼく
)
で、やや
紅味
(
あかみ
)
を帯びた枝の
素生
(
すば
)
えに堅くつけた梅の花のつぼみこそはこの少女のものだ。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
素生(すば)の例文をもっと
(1作品)
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素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“素生”で始まる語句
素生調
検索の候補
筋素生
素生調
“素生”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
島崎藤村
作者不詳
中里介山
田山録弥
田山花袋