“すぢやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
数丈50.0%
素生50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右にいふあみだぼうには水なく、谷川あれども山よりは数丈すぢやうの下をながる、つばさなければくむことあたはず。
その詩集の作者は晩年はパリに来てモンマルトル区の中の倫落の空気の中にその身を終つたが、最後までその枕頭に侍してゐた女は、余りに素生すぢやうの好いものではなかつたといふことであつた。
路傍の小草 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)