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いっかんばり
ふりがな文庫
“いっかんばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一閑張
94.7%
一貫張
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一閑張
(逆引き)
蝋塗
(
ろうぬ
)
りに
螺鈿
(
らでん
)
を散らした、見事な
鞘
(
さや
)
がそこに落散って、外に男持の煙草入が一つ、
金唐革
(
きんからかわ
)
の
叺
(
かます
)
に、そのころ圧倒的に
流行
(
はや
)
った
一閑張
(
いっかんばり
)
の筒。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
連翹
(
れんぎょう
)
に
一閑張
(
いっかんばり
)
の机かな」という子規居士の句ほど客観的ではないが、元禄の句としては最も客観的な部類に属するであろう。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
いっかんばり(一閑張)の例文をもっと
(18作品)
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一貫張
(逆引き)
おれは
一貫張
(
いっかんばり
)
の机の上にあった置き
洋燈
(
らんぷ
)
をふっと吹きけした。星明りで障子だけは少々あかるい。月はまだ出ていない。おれと山嵐は
一生懸命
(
いっしょうけんめい
)
に障子へ
面
(
かお
)
をつけて、息を
凝
(
こ
)
らしている。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっかんばり(一貫張)の例文をもっと
(1作品)
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