“鬼一口”の読み方と例文
読み方割合
おにひとくち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの、雪をつかねた白いものの、壇の上にひれ伏した、あはれなさまは、月を祭る供物くもつに似て、あらず、旱魃かんばつ鬼一口おにひとくち犠牲にえである。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)