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一口
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いつこう
彼の
懐を出でたるは
蝋塗の
晃く
一口の短刀なり。貫一はその殺気に
撲れて一指をも得動かさず、
空く
眼を
輝して満枝の
面を
睨みたり。宮ははや気死せるか、
推伏せられたるままに声も無し。
“一口”の意味
《名詞》
(イッコウ)人数が一人。
(イッコウ)刀剣一振り。
(イッコウ、ひとくち)短い又はわずかな言葉。一言。
(イッコウ、ひとくち)同じ口、意見が一致すること、異口同音。
(イッコウ、ひとくち)一回で口に入るだけの少しの飲食。また、それだけの分量。
(ひとくち)詳細は同記事参照。
(出典:Wiktionary)