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一口
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いもあらい
ふりがな文庫
“
一口
(
いもあらい
)” の例文
「すさまじい水勢じゃ、淀、
一口
(
いもあらい
)
へ向うか、それとも河内路へ廻るべきか。また水の引くのを待つべきか」
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
平等院
(
びょうどういん
)
、扇の芝、塔の嶋、山吹の瀬、宇治おち、かたうらの蔵松、真木の鈎月、伏見の指月など、名所古蹟は申すまでもなく、西は八幡、山崎、狐河、淀、
一口
(
いもあらい
)
のあたりへかけ
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
一口
(
いもあらい
)
の方まで参っているそうでございますから、万一のお怪我がございましては……
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
五月雨
(
さみだれ
)
で増水しているところへ無理をして渡河強行いたしますならば、人も馬も多く失われるは必定、淀、
一口
(
いもあらい
)
へまわるか、または河内路へまわって、そこから対岸に渡るべきか
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
一口
(
いもあらい
)
へは伯父の
信太三郎先生義憲
(
しだのさぶろうせんじょうよしのり
)
を三百余騎とともに向わせた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“一口”の意味
《名詞》
(イッコウ)人数が一人。
(イッコウ)刀剣一振り。
(イッコウ、ひとくち)短い又はわずかな言葉。一言。
(イッコウ、ひとくち)同じ口、意見が一致すること、異口同音。
(イッコウ、ひとくち)一回で口に入るだけの少しの飲食。また、それだけの分量。
(ひとくち)詳細は同記事参照。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“一口”で始まる語句
一口噺
一口剣
一口話
一口物
一口阪