“すへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにかしらかなしきもののをどみゐる場末の空気すへばさびしも
小熊秀雄全集-01:短歌集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
かたすへ、おもひ忘れて夢路をたどるやうなりしが、何物ぞ、にはかにその空虚うつろなる胸にひゞきたると覚しく、女子をなごはあたりを見廻して高く笑ひぬ。その身の影を顧り見て高く笑ひぬ。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)