すつ)” の例文
少しもひどい言ひ分ぢやありません、正直ほんたうのことです、——実直に働いてるものは家もなく食物もなく、監獄へ往つたり、餓死したり、鉄道往生したりして、利己主義の悪人が其の血をすつ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)