“宿預”の読み方と例文
読み方割合
やどあづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上私し共儀此間中より病氣に御座候と申立るに何樣なにさま不便ふびんのことなり此上病氣おもりては成ずと有て宿預けに申付られたり斯る囚人めしうど宿預やどあづけといふは誠に深き御慈悲おじひなりと見聞人毎に泪を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きけば汝は重々ぢう/\強惡がうあく言語に絶たる者なり依て吟味中入牢申付るとの聲の下より同心ばら/\と立掛たちかゝ高手たかて小手こていましめたり又ふか儀も九郎兵衞と密通に及び萬事よろしからざる致方不屆至極なり依て手錠てぢやう宿預やどあづけ申付ると有て是又手がね腰繩こしなはに掛られけり夫より大岡殿九助に向はれ其方段々だん/\吟味を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)