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宿預
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やどあづ
ふりがな文庫
“
宿預
(
やどあづ
)” の例文
上私し共儀此間中より病氣に御座候と申立るに
何樣
(
なにさま
)
不便
(
ふびん
)
のことなり此上病氣
重
(
おも
)
りては成ずと有て宿預けに申付られたり斯る
囚人
(
めしうど
)
を
宿預
(
やどあづ
)
けといふは誠に深き
御慈悲
(
おじひ
)
なりと見聞人毎に泪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聞
(
きけ
)
ば汝は
重々
(
ぢう/\
)
の
強惡
(
がうあく
)
言語に絶たる者なり依て吟味中入牢申付るとの聲の下より同心ばら/\と
立掛
(
たちかゝ
)
り
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に
縛
(
いまし
)
めたり又ふか儀も九郎兵衞と密通に及び萬事
宜
(
よろし
)
からざる致方不屆至極なり依て
手錠
(
てぢやう
)
宿預
(
やどあづ
)
け申付ると有て是又手
鍔
(
がね
)
腰繩
(
こしなは
)
に掛られけり夫より大岡殿九助に向はれ其方
段々
(
だん/\
)
吟味を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
預
常用漢字
小6
部首:⾴
13画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾