がね)” の例文
きけば汝は重々ぢう/\強惡がうあく言語に絶たる者なり依て吟味中入牢申付るとの聲の下より同心ばら/\と立掛たちかゝ高手たかて小手こていましめたり又ふか儀も九郎兵衞と密通に及び萬事よろしからざる致方不屆至極なり依て手錠てぢやう宿預やどあづけ申付ると有て是又手がね腰繩こしなはに掛られけり夫より大岡殿九助に向はれ其方段々だん/\吟味を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)