“野盗”の読み方と例文
読み方割合
やとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はて? 残虐ざんぎゃくと利慾よりなにも知らぬ野盗やとうかしらが、なんのつもりで、こうていちょうにするのかと、伊那丸は心ひそかにゆだんをしない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
のこる兵たちは、忽ち、士官と一しょに、野盗やとうと化し、城内の器物をあばき合って、またたくまに、一兵のこらず、何処いずこへともなく、逃げ去ってしまった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城をうしない、裾野すそのの勢力をうしなった呂宋兵衛は、たちまち、野盗やとう本性ほんしょうにかえって、落ちてきながら、通りがけの部落をかたっぱしから荒らしてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)