“流亡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうぼう50.0%
るぼう37.5%
りゆうばう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流亡りゅうぼうの将士に対して、実に鄭重ていちょうな礼であったから、呂布もさすがに恐縮して、玄徳が車から出るのを見ると、あわてて駒をおり
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平家のばあいのように、没落当夜を境として、流亡るぼう数年の末路までをテーマとしたものは、歴史としても文芸としても他に例がないといえよう。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十勝岳とかちだけ近頃ちかごろまで死火山しかざんかんがへられてゐた火山かざんひとつであるが、大正十五年たいしようじゆうごねん突然とつぜん噴火ふんかをなし、雪融ゆきどけのため氾濫はんらんおこし、山麓さんろく村落そんらく生靈せいれい流亡りゆうばうせしめたことは
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)