“流亡人”の読み方と例文
読み方割合
りゅうぼうじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この考えはたしかに病的びょうてきだが、一つのなぐさめでもあった。足弱の子供をあやなすため、焼け残りの古本屋で、角力すもうの古雑誌を買ってあてがう。顧みて支那の戦国せんごく時の流亡人りゅうぼうじんを連想した。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)