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迂濶者
ふりがな文庫
“迂濶者”の読み方と例文
読み方
割合
うかつもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかつもの
(逆引き)
『
迂濶者
(
うかつもの
)
っ、そんなことを、この
期
(
ご
)
に
糺
(
ただ
)
す要があろうか。士道にふた道はない、藩祖以来の城を枕に、死ぬだけのことじゃないか』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時分の私は卒業する間際まで何をして衣食の道を講じていいか知らなかったほどの
迂濶者
(
うかつもの
)
でしたが、さていよいよ世間へ出てみると、
懐手
(
ふところで
)
をして待っていたって
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「黙れ、
迂濶者
(
うかつもの
)
、この
阿呆
(
あほう
)
! ……密閉してある檻なんぞ、カラクリじゃ、まやかしよ! そのようなものに何んの何んの、
落人
(
おちゅうど
)
なんど隠して置こうか! ……
獣
(
けもの
)
の檻に、獣の檻に!」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
迂濶者(うかつもの)の例文をもっと
(5作品)
見る
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
濶
漢検1級
部首:⽔
17画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
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