トップ
>
うかつもの
ふりがな文庫
“うかつもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
迂濶者
83.3%
迂闊者
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迂濶者
(逆引き)
「黙れ、
迂濶者
(
うかつもの
)
、この
阿呆
(
あほう
)
! ……密閉してある檻なんぞ、カラクリじゃ、まやかしよ! そのようなものに何んの何んの、
落人
(
おちゅうど
)
なんど隠して置こうか! ……
獣
(
けもの
)
の檻に、獣の檻に!」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
何という
迂濶者
(
うかつもの
)
だ!
伜
(
せがれ
)
の秘密を、未然に、処置してやらないばかりか、伜が、江戸表へ帰って、貴殿の温かい手に
匿
(
かくま
)
われていることも、貴殿が、そのために、腹を切って、果てたことも、当時は
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うかつもの(迂濶者)の例文をもっと
(5作品)
見る
迂闊者
(逆引き)
彼は馬鹿者であり
迂闊者
(
うかつもの
)
であって、だれにも相談せず、だれの意見にも耳を傾けず、自分一人の考えでばかり事を行なおうとしたのだ。それでも、彼が一人で没落したのなら、何も言うことはない。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
うかつもの(迂闊者)の例文をもっと
(1作品)
見る