“悲壯”のいろいろな読み方と例文
新字:悲壮
読み方割合
ひそう50.0%
ひさう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爭(あらそ)ひ將棋(せうき)に敗(やぶ)れて血(ち)を吐(は)いて死ぬなどは一種(しゆ)の悲壯(ひそう)美を感(かん)じさせるが、迂濶(うくわつ)に死ぬ事も出來ないであらう現(げん)代の專(せん)門棋士(きし)は平凡(ぼん)に
虎(とら)の嘯(うそぶ)くとよりは、龍(りう)の吟(ぎん)ずるが如(ごと)き、凄烈(せいれつ)悲壯(ひそう)な聲(こゑ)であります。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
風(かぜ)軟(やはら)かに、草(くさ)みどりなる陸上(りくじやう)の人(ひと)は、船(ふね)の沈沒(ちんぼつ)などゝ聞(き)けば、恰(あだか)も趣味(しゆみ)ある出來事(できごと)の樣(やう)に思(おも)はれて、或(あるひ)は演劇(えんげき)に、或(あるひ)は油繪(あぶらゑ)に、樣々(さま/″\)なる事(こと)をして其(その)悲壯(ひさう)なる光景(ありさま)を胸裡(むね)に描(ゑが)かんとして居(を)るが
さう言ふ居候の吉太郎の顏は悲壯(ひさう)でした。