“悲壯(ひさう)” の例文
新字:悲壮
風(かぜ)軟(やはら)かに、草(くさ)みどりなる陸上(りくじやう)の人(ひと)は、船(ふね)の沈沒(ちんぼつ)などゝ聞(き)けば、恰(あだか)も趣味(しゆみ)ある出來事(できごと)の樣(やう)に思(おも)はれて、或(あるひ)は演劇(えんげき)に、或(あるひ)は油繪(あぶらゑ)に、樣々(さま/″\)なる事(こと)をして其(その)悲壯(ひさう)なる光景(ありさま)を胸裡(むね)に描(ゑが)かんとして居(を)るが
さう言ふ居候の吉太郎の顏は悲壯(ひさう)でした。