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凄烈
ふりがな文庫
“凄烈”の読み方と例文
読み方
割合
せいれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいれつ
(逆引き)
と
凄烈
(
せいれつ
)
な笑い顔を見せて、その両手の物を三人に示すと、李逵は切れ
草鞋
(
わらじ
)
でも捨てるように、それを路傍の
藪
(
やぶ
)
だたみへ
抛
(
ほう
)
り投げてしまった。そして。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
物の響といううちに、やっぱりそれは
活
(
い
)
ける物のなせる声でありましたけれど、前のとは違って人の
腸
(
はらわた
)
にピリピリと
徹
(
こた
)
えるような勇敢にして
凄烈
(
せいれつ
)
なる叫びでありました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
たださえ痩せほうけた丹下左膳、それが近ごろの夜あるきで露を受け霜に枯れて、ひとしお
凄烈
(
せいれつ
)
の風を増したのが、カッ! と開いた隻眼に残忍な笑いを宿したと思うと
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
凄烈(せいれつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
“凄”で始まる語句
凄
凄惨
凄味
凄愴
凄艶
凄気
凄腕
凄然
凄婉
凄絶
“凄烈”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
泉鏡花
吉川英治
太宰治