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凄気
ふりがな文庫
“凄気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
凄氣
読み方
割合
せいき
90.9%
すごさ
4.5%
せいさ
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいき
(逆引き)
叫んで、さっと身をすさったが、三島が必死の刃は、圧する
凄気
(
せいき
)
と共に、対馬守の肩先に襲いかかった。しかしその一刹那である。
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
凄気(せいき)の例文をもっと
(20作品)
見る
すごさ
(逆引き)
予は
去
(
い
)
にし年の冬十二月、加賀国随一の
幽寂
(
ゆうじゃく
)
界、
黒壁
(
くろかべ
)
という処にて、夜半一箇の婦人に出会いし時、実に名状すべからざる
凄気
(
すごさ
)
を感ぜしなり。
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
凄気(すごさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せいさ
(逆引き)
しかしこれも
秦明
(
しんめい
)
と闘ッて斬られ、第三、第四、と
猪突
(
ちょとつ
)
して出た者までことごとく打ち果たされてゆくのを見ると、高廉はその
青粘土
(
あおねんど
)
のような
面
(
おもて
)
にたちまち
吹墨
(
ふきずみ
)
のような
凄気
(
せいさ
)
を呼んで
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
凄気(せいさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“凄気”の意味
《名詞》
凄まじい気配や様子。
(出典:Wiktionary)
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“凄”で始まる語句
凄
凄惨
凄味
凄愴
凄艶
凄腕
凄然
凄婉
凄絶
凄文句
“凄気”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
本庄陸男
吉川英治
小栗虫太郎
中里介山
佐々木味津三
室生犀星
夢野久作
堀辰雄
泉鏡花