“うかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
迂濶58.5%
迂闊40.8%
迂潤0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほんとに迂濶だった。失踪したのは、取調べの結果、先月の二十九日、つまり三日前だった。そいつに誰も気がつかなかった……」
獏鸚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
わざわざ辞職してった金は何時の間にかもうなくなっていた。迂闊な彼は不思議そうな眼を開いて、索然たる彼の新居を見廻した。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たった一言迂潤に口を滑らせたばっかりに、再び一万もある向うへ引き離してしまった自分の莫迦さ加減を思うと、つくづく愛想もコソも尽き果ててしまったのであった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)