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迂濶
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うつか
ふりがな文庫
“
迂濶
(
うつか
)” の例文
此品
(
これ
)
をば汝は要らぬと云ふのか、と
慍
(
いかり
)
を底に匿して問ふに、のつそり左様とは気もつかねば、別段拝借いたしても、と一句
迂濶
(
うつか
)
り答ふる途端、鋭き気性の源太は堪らず
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
※
(
はか
)
らずもお光殿より尋ねられ
迂濶
(
うつか
)
り口が
辷
(
すべ
)
りしを
是非
(
ぜひ
)
證人
(
しようにん
)
に
立
(
たつ
)
べしとお光殿をば同道なし
其處
(
そこ
)
に
居
(
を
)
らるゝ長助殿に
談
(
だん
)
じ付られ
仕方
(
しかた
)
もなく
斯樣
(
かやう
)
のことに成たる
譯
(
わけ
)
何樣
(
どう
)
ぞ勘辨して下されと兩手を
合
(
あは
)
せて
泪
(
なみだ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もさゝず
先生
(
せんせい
)
には
何
(
いづ
)
れへお出と
迂濶
(
うつか
)
り言葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
濶
漢検1級
部首:⽔
17画
“迂濶”で始まる語句
迂濶者
迂濶千万
迂濶々々
迂濶〻〻