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囓
ふりがな文庫
“囓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かじ
48.0%
か
32.0%
かぢ
12.0%
かみ
4.0%
くわ
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かじ
(逆引き)
最も甚しいのは親の
脛
(
すね
)
を
囓
(
かじ
)
っている学生や部屋住の身分で畳付の駒下駄を足の先へ
突
(
つっ
)
かけて歩くような不所存者もあります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
囓(かじ)の例文をもっと
(12作品)
見る
か
(逆引き)
言いようのない
憂鬱
(
ゆううつ
)
が、しばしば絶望のどん底から感じられた。しかも狂犬のように執念深く、自分はこの問題に
囓
(
か
)
じりついていた。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
囓(か)の例文をもっと
(8作品)
見る
かぢ
(逆引き)
「だんないわい、虫が好くのや、
彼
(
あれ
)
が喫むのでなうて、腹の虫が喫むのや。線香を食うたり、壁土や
泥土
(
ごろた
)
を
囓
(
かぢ
)
る子があるもんやが、それと同じこつちや。病や。」
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
囓(かぢ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
かみ
(逆引き)
突
(
つき
)
たりと見れば
数疋
(
すひき
)
の
猛犬
(
つよいぬ
)
いちどに飛かゝりて
囓
(
かみ
)
つく。犬は人を力とし、人は犬を力として
殺
(
ころす
)
もあり。此術は
椌
(
うつほ
)
木にこもりたるにもする事也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
囓(かみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くわ
(逆引き)
背後
(
うしろ
)
からおえいの髷を
囓
(
くわ
)
えて
後
(
うしろ
)
へ引倒して、花嫁の美くしゅう
濃
(
こっ
)
てりとお
粉粧
(
しまい
)
をした顔を馬がモリ/\ッと噛みましたから、これは全く馬が多助の
讎
(
あだ
)
を討ったようなものでございます。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
囓(くわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
囓
漢検1級
部首:⼝
24画
“囓”を含む語句
囓切
囓付
囓合
“囓”のふりがなが多い著者
村井弦斎
火野葦平
山東京山
加能作次郎
ギ・ド・モーパッサン
直木三十五
南方熊楠
山村暮鳥
鈴木三重吉
三遊亭円朝