“囓合”の読み方と例文
読み方割合
かみあ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急に犬の群が竹の垣をくぐって、庭の中へ突進して来た。互に囓合かみあったり、尻尾しっぽを振ったりして、植木の周囲まわりけずり廻って戯れた。ふと、往来の方で仲間のえる声が起った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)