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判
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さば
ふりがな文庫
“
判
(
さば
)” の例文
工藝に関するいかなる批評家もこの問題に会する時、ついに自らの力に最後の
判
(
さば
)
きを受ける。すべての者はこの問題の前において自ら
懺悔
(
ざんげ
)
する。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
を
判
(
さば
)
く
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
人々は自然に知を委ねるのではなく、知によって自然を
判
(
さば
)
こうとする。だが自然への帰依なくして美が生れようか。神への帰依なくして、信はあり得ない。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
こういう信仰を土俗的とか迷信とかいって
一途
(
いちず
)
に
蔑
(
さげす
)
むくせがあるが、そんな安価な見方で農村の暮しを
判
(
さば
)
いていいだろうか。そのことの方が私には問題である。
陸中雑記
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
同じように知に
判
(
さば
)
かれたる美は、自然の前には醜きものと呼ばれるであろう。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
▼ もっと見る
既に受取られる誓約のもとで、凡てのものが生れて来ているのであると。現世では美醜の争いに苦しむが、仏の国ではそんな争いがもともとない。これが美しい彼が醜いと
判
(
さば
)
かれるものがない。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
それなのに小さな自我を立てて、美醜を分けてものを
判
(
さば
)
こうとする。強いて難行を試みるようなものである。それ故港に着く者がほとんどいないのである。多くの者は迷ったまま
斃
(
たお
)
れてしまう。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“判”の意味
《名詞》
(ハン)判断。判定。
(ハン)判決。
(ハン)判子。印判。
(ハン)書き判。花押。
(ハン、バン)判型。紙や書籍の大きさ。
(出典:Wiktionary)
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“判”を含む語句
判然
評判
判明
審判官
判官
審判
大評判
裁判所
論判
連判状
談判
判別
直談判
平判官康頼
印判
審判者
判断
裁判
裁判官
小判形
...