“金網”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなあみ88.9%
あみ3.7%
あなあみ3.7%
カナアミ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小径の途中の土の層から大溝のみ水がれ出て、音もなく平に、プールの葭簾をで落し、金網かなあみを大口にぱくりと開けてしまっている。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
クレヨン画を見せてもらひぬわが過去に無き明るさを金網あみごしに笑みつ
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
ぐちにぶらさげてあった金網あなあみのかごのなかに、せきせいいんこがってあって、きゅうにそうぞうしくなったので、とりはびっくりしたのか、をまるくしながら、甲高かんだかこえでキイー、キイーといって
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
予ノ室ノ入口ノドアニ小サキ窓アリテ金網カナアミヲ張ル。武装セル監視人巡回シ来リ其ノ窓ヨリ予ヲウカガウ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)