トップ
>
祖
>
オヤ
ふりがな文庫
“
祖
(
オヤ
)” の例文
われ/\の
祖
(
オヤ
)
たちの、此の国に移り住んだ大昔は、其を聴きついだ
語部
(
カタリベ
)
の物語の上でも、やはり大昔の出来事として語られて居る。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
砂山の み
祖
(
オヤ
)
の墓に詣で来て、たらちねの老い 身にしみにけり
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
料
(
ハカ
)
り知れない
祖
(
オヤ
)
々の代から信仰として伝へられ、形式のみ残つて、当代の信仰と合はなくなり、意味のわからなくなつたものが沢山ある。
万葉集の解題
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
中臣・藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
あめの
押雲根命
(
オシクモネ
)
。遠い昔の日のみ子さまのお
喰
(
メ
)
しの、
飯
(
イヒ
)
と、み
酒
(
キ
)
を作る御料の水を、大和
國中
(
クニナカ
)
殘る隈なく搜し
覓
(
モト
)
めました。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
中臣・藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
あめの
押雲根命
(
オシクモネ
)
。遠い昔の日のみ子さまのお
喰
(
メ
)
しの、
飯
(
イヒ
)
と、み
酒
(
キ
)
を作る御料の水を、大和
国中
(
クニナカ
)
残る隈なく捜し
覓
(
モト
)
めました。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
彼らの行くてには、いつ迄も/\
未知之国
(
シラレヌクニ
)
が
横
(
よこたは
)
つて居た。其空想の国を、
祖
(
オヤ
)
たちの語では、
常世
(
トコヨ
)
と言うて居た。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此純化したお祭りを持つた迄には、語り
脱
(
オト
)
された長い多くの
祖
(
オヤ
)
たちの生活の連続が考へられねばならぬ。其はもつと神に近い感情発表の形式をもつてゐた時代である。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
耳明らめてお聽きなされ。中臣・藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
あめの
押雲根命
(
オシクモネ
)
。遠い昔の 日のみ子さまのお
喰
(
メ
)
しの、
飯
(
イヒ
)
と、み
酒
(
キ
)
を作る御料の水を、大和
國中
(
クニナカ
)
殘る隈なく搜し
覓
(
モト
)
めました。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
祖
(
オヤ
)
(母)神に対して、
乳母神
(
オモカミ
)
をば(小母)と言つた処から、母方の叔母即、父から見た
妻
(
メ
)
の
弟
(
ト
)
と言ふ語が出来た。此が亦、神を育む姥(をば・うば)神の信仰の元にもなる。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
祖父も、曾祖父も、其以前の
祖
(
オヤ
)
たちも、苦しんで生きた。もつとよい生活を、謙遜しながら送つてゐた、と思ふと、先輩や友人の様に、気軽に、学究風の体面を整へる気になれない。
古代研究 追ひ書き
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
われ/\の
祖
(
オヤ
)
たちが、まだ、青雲のふる郷を夢みて居た昔から、此話ははじまる。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
、中臣の氏の神、
天押雲根
(
アメノオシクモネ
)
と申されるお方の事は、お聞き及びかえ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
、中臣の氏の神、
天押雲根
(
アメノオシクモネ
)
と申されるお方の事は、お聞き及びかえ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
、中臣の氏の神、
天押雲根
(
アメノオシクモネ
)
と申されるお方の事は、お聞き及びかえ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さうした
祖
(
オヤ
)
の精靈の、時あつて子孫の村屋に臨み、新しい祝福の辭を述べると共に、教訓・批難などをして行つた古代の民間傳承が、段々神事の内容を持つて來る事も考へにくゝはない。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
祖
(
オヤ
)
(母)神に対して、
乳母神
(
オモカミ
)
をば(小母)と言ったところから、母方の叔母すなわち、父から見た
妻
(
メ
)
の
弟
(
ト
)
という語ができた。これがまた、神を育む姥(をば・うば)神の信仰の元にもなる。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
高天
(
タカマ
)
の
大御祖
(
オホミオヤ
)
のお示しで、中臣の
祖
(
オヤ
)
押雲根命
(
オシクモネ
)
、天の水の
湧
(
ワ
)
き
口
(
グチ
)
を、此二上山に
八
(
ヤ
)
ところまで見とゞけて、其後久しく 日のみ子さまのおめしの湯水は、代々の中臣自身、此山へ汲みに參ります。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
高天
(
タカマ
)
の
大御祖
(
オホミオヤ
)
のお示しで、中臣の
祖
(
オヤ
)
押雲根命
(
オシクモネ
)
、天の水の
湧
(
ワ
)
き
口
(
グチ
)
を、此二上山に
八
(
ヤ
)
ところまで見とゞけて、其後久しく、日のみ子さまのおめしの湯水は、代々の中臣自身、此山へ汲みに參ります。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
高天
(
タカマ
)
の
大御祖
(
オホミオヤ
)
のお示しで、中臣の
祖
(
オヤ
)
押雲根命
(
オシクモネ
)
、天の水の
湧
(
ワ
)
き
口
(
グチ
)
を、
此
(
コノ
)
二上山に
八
(
ヤ
)
ところまで見とゞけて、
其
(
ソノ
)
後久しく、日のみ子さまのおめしの湯水は、代々の中臣自身、此山へ汲みに参ります。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
天地
乃
心
遠
労
弥
重
弥
辱
美
恐
美
坐
爾
聞食食国
乃
東方陸奥国
乃
小田郡
爾
金出在
止
奏
弖
進(礼利)……中略……又大伴佐伯宿禰
波
常
母
云如
久
天皇朝守仕奉事顧(奈伎)人等
爾
阿礼
波
汝(多知乃)
祖
(
オヤ
)
(止母乃)元来
久
海行
波
美豆
久
屍。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“祖”の意味
《名詞》
(おや) 事物のはじめ。元祖。
(おや) 自分よりも前の世代。
(ソ) 血統や一家系の最初の人。
(ソ) 一つの教え、流派、物事などを始めた人。元祖。
(出典:Wiktionary)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
“祖”を含む語句
祖父
祖母
曾祖母
祖父様
曾祖父
先祖
道祖神
祖母様
遠祖
曽祖父
祖々
道祖
曽祖母
祖先
祖廟
大御祖
御祖母
宗祖
祖神
皇祖
...