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粗朴
ふりがな文庫
“粗朴”の読み方と例文
読み方
割合
そぼく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そぼく
(逆引き)
外国物
(
がいこくもの
)
では、アベ=マリアとか、
粗朴
(
そぼく
)
ながら、
血
(
ち
)
のつながりに、
哀愁
(
あいしゅう
)
をもよおす
日本
(
にほん
)
の
俚謡
(
りよう
)
などを
兄
(
あに
)
は、このみました。
兄の声
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
慇懃
(
いんぎん
)
な態度はひどく
粗朴
(
そぼく
)
ですが、平次の
巧
(
たく
)
みな質問に引出されて、自分の在所は目黒、ここには、七八年奉公していること、御主人三五兵衛は結構な人だが
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
函館停車場は
極
(
ごく
)
粗朴
(
そぼく
)
な停車場である。待合室では、真赤に
喰
(
くら
)
い酔うた
金襴
(
きんらん
)
の
袈裟
(
けさ
)
の坊さんが、仏蘭西人らしい
髯
(
ひげ
)
の長い宣教師を
捉
(
つかま
)
えて、色々
管
(
くだ
)
を捲いて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
粗朴(そぼく)の例文をもっと
(7作品)
見る
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
朴
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗漏
粗暴
“粗朴”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
北村透谷
吉川英治
永井荷風
野村胡堂
小川未明