“持:も” の例文
“持:も”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明219
泉鏡花41
楠山正雄32
泉鏡太郎29
宮沢賢治21
“持:も”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)44.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.7%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その不愉快さのうちには、お秀を通して今後自分達の上にきたされそうに見える葛藤かっとうさえ織り込まれていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「うん。ぼく、このトパァスをはんけちへいっぱいってこうか。けれど、トパァスよりはダイアモンドの方がいいかなあ」
「それではだいって来ました。そっちは三十三せんですね。おり下さい。それから私の分はいくらですか。」
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それにおはずかしいことには、ってうまれたけずぎらいの気性きしょう内実ないじつよわいくせに
どういふ趣味しゆみつてをつたかといふことがわかり、また支那しなあたりからはひつて文化ぶんかのほかに
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
うまれなんだがましであったものを! はや火酒しゃうちうってくだされ! 殿とのさまえ
すると若者わかものが木のえださきにぶんぶんいうものをつけてってるのをて、ほしくなりました。
一本のわら (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そしてさっそくいわれたとおりにして、はいなわをこしらえて、殿様とのさま御殿ごてんって行きました。
姨捨山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
光治こうじ学校がっこうからうちかえると、じいさんからもらったふえって野原のはらたり
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
それにしても、この少年しょうねんっているこんなふでとがほしいものだとおもいましたから、
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
二郎じろうは、ドンブリとはしうえから、っていたきゅうりをみずうえとしました。
遠くで鳴る雷 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なんだ、みんな、っているんだな。じゃ、ここへってきて、まわしっこしない?」と、善吉ぜんきちがいいました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
「このすいれんをあげよう。クリームいろはなくんだぜ。」と、木田きだうらからってきました。
すいれんは咲いたが (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのとき、金魚きんぎょりは、正雄まさおっていたあおいボタンをつけて、をまるくしながら、
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
むらひとたちは、大急おおいそぎをして、からすのっているきん小判こばんうばおうとしました。
おばあさんと黒ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「これきんでない?」と、その一人ひとりが、自分じぶんっている、いし破片はへんしめしました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これはおまへ好物かうぶつなれば少々せう/\なりとも亥之助ゐのすけたせてあげやうとおもふたれど
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ぼくたちは弁当べんとうっていなかったのではらぺこになって、むらに二時頃じごろかえってた。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
そのころの私はまだ癇癪かんしゃくちでしたから、そう不真面目ふまじめに若い女から取り扱われると腹が立ちました。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼等かれら到底たうていつちくるしみとほさねばならぬ運命うんめいつてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大丈夫だいじょうぶだよ。ぼくなんかきっと立派りっぱにやるよ。玉はぼくってるんだからください」
貝の火 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
あらゆるいとはしいつよ感情かんじやうたないではられぬ――をあらためさせなければまなかつた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
じつはこの子のくなりましたちちも、坂田さかたというりっぱなうじったさむらいでございました。
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そしてしばをりながら、ふくろれてってたかちぐりして、ばりばりべました。
かちかち山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
カピ長 この騷動さわぎ何事なにごとぢゃ? やア/\、ながけんて、ながけんを。
女の子はぶるぶるふるえながら、台所だいどころへ行って、御飯ごはんのいっぱいはいったおはちをってました。
山姥の話 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
堂守だうもり金子かねつて、とものものにたせてかへつたのを、ほか姉妹きやうだいもなし
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
茅葺かやぶきのきこけつささやかな住居すまいながら垣根かきねからんだ夕顔ゆうがおしろ
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
へえ、うち主人しゆじんが先生へこれげてれろとまうしましたからつてまゐりました。
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
こんなうたになると、このひとほうが、はるかにすぐれた才能さいのうつてゐたことがわかります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
このさまると力蔵りきぞうはすぐに良吉りょうきちっているふえしくなりました。
星の世界から (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしてなかから、たくさんの金貨きんかったはこを、父親ちちおやのねているまくらもとにってきました。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なんでも、わたしたちのっているものなら、みんなあなたにさしあげます。」と、二人ふたりちかいました。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しょうちゃんは毎日まいにちのようにもちぼうって、おみやのけいだいへ、せみとりにかけました。
おさらい帳 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「かわいいね。ぼくにもおくれよ。」といって、学校がっこうへおともだちがってきたのを三びきもらいました。
正ちゃんとおかいこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そんなことは、きまっていません。まさちゃんのっているものを、なんで無理むりったりするんですか。」
政ちゃんと赤いりんご (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼく、あんなちいさいのは、やだい。」と、まさちゃんは、いいながら、あかいりんごをってきました。
政ちゃんと赤いりんご (新字新仮名) / 小川未明(著)
にいさんは、おとうとが、ゆずをって、うれしそうにながめているのをると、そばへはしってきました。
ゆずの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おくさまは、うちへはいって、もちや、お菓子かしや、また、かみつつんだぜにってこられて、
奥さまと女乞食 (新字新仮名) / 小川未明(著)
不思議ふしぎふえだ。」と、かれは、っているおじいさんからもらったふえをながめたのです。
赤い船のお客 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さあ、約束やくそくのものをってきた。」といって、つきは、太鼓たいこをあざらしにわたしてやりました。
月とあざらし (新字新仮名) / 小川未明(著)
まとつては隨分ずいぶんつらいこともあらう、なれどもれほどの良人おつとのつとめ
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
臺所だいどころ火消壺ひけしつぼからずみつてておまへ勝手かつていてお
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「われら小勢ではあるが、高原こうげん信濃しなのの地勢をもって、冬までささえれば、四囲の情勢も変って来よう」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おつぎは麥藁むぎわら田螺たにしのやうなかたちよぢれたかごつくつてそれを與吉よきちたせた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
たゞいまの彼は結婚といふものに対して、他の独身者の様に、あまり興味をてなかつた事はたしかである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「だつてどくぢやないでせう」と三千代は手につた洋盃コツプを代助の前へして、かしてせた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ほがらかなこゑねんじながら、つゑおろさず、團子だんごつたなりにひたひにかざして
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それから馬方うまかたおほきなたらひつてまして、うま行水ぎやうずゐをつかはせました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
あしひきの山路やまぢえむとするきみこころちてやすけくもなし 〔巻十五・三七二三〕 狭野茅上娘子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
龍王りゅうおういきをはずませながらささやきました。藤太とうだ弓矢ゆみやってがりました。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「おやおや、これはみごとなももだこと。おじいさんへのおみやげに、どれどれ、うちへってかえりましょう。」
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「なに、大丈夫だいじょうぶです、日本一にっぽんいちのきびだんごをっているから。」と桃太郎ももたろうって、
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
さるさん、さるさん、いつまでなにをしているの。はやぎもってりておいでなさい。」
くらげのお使い (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
婦人をんなそば便々べん/\たるはらつてたが、くづれたやうに胡座あぐらして
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みちつてはかへられぬ獲物えものなれば、断念あきらめて、こひ黄金きんふなぎんでも
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
硫黄のようなお日さまの光の中ではよくわからない焔でもまっくらなところって行けば立派りっぱにそこらを明るくする。
路次ろじて、町人ちやうにんいへ書付かきつけつてかねりにつたのであるが
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しひらしめたら、今度こんど重箱ぢうばこ味噌漬みそづけれてつてれた。
名詞めいし=One who has no fixed residence(一てい住所ぢうしよたぬひと
路次ろじて、町人ちょうにんいえ書付かきつけってかねりにったのであるが
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
こんどは農婦ひゃくしょうおんな書留かきとめ郵便ゆうびんって、それを自分じぶん突出つきだした。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
またぜにっていると、すぐさまそのぜにうばって、自分じぶんでなにかってべてしまう。
つばめと乞食の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おつは、くる、ざるのなかへいっぱいにいもれて、こうのところへってきました。
自分で困った百姓 (新字新仮名) / 小川未明(著)
竹子たけこさんは、すみれのわったはちを、自分じぶん勉強べんきょうするつくえのそばにってきました。
つばきの下のすみれ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、あたりをかたづけたり、がくえたり、いくつも腰掛こしかけをってきたりしました。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
だれもほかにっているものがないようなめずらしいものをれたい、と、ごろからおもっていました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そんなうつくしいはな人間にんげんはどこからってきたのでしょうか。また、なににするのでしょうか。」
ちょうと怒濤 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、相手あいておとこは、にいいのをちながら、なかなかそのいいのをそうとしませんでした。
丘の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
会計かいけいは、少女しょうじょってきた伝票でんぴょうて、正吉しょうきちが、はらったのであります。
世の中へ出る子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
年郎としろうくんは、自分じぶんつくった西洋せいようだこをって、はらっぱへげにいきました。
西洋だこと六角だこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああってるよ。今度こんどつかまえたらねえさんにってきてあげようか。」と、まことさんはいいました。
玉虫のおばさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
子供こどもたちは、さおをってましたが、羽根はねなかかくれて、したからはえませんでした。
東京の羽根 (新字新仮名) / 小川未明(著)
初期微動しよきびどうたる縱波たてなみ比較ひかくしておよ十倍じゆうばいおほいさをつてゐる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
とく宅地たくちとして選定せんていするときに考慮こうりよしなければならぬ弱點じやくてんつてゐるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
女房にょうぼうは、質屋しちやってゆく品物しなものもつきて、子供こどものものまでってゆきました。
生きている看板 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしてねこをがけていしげつけたり、ぼうってきてとそうとしたりしたのでありました。
おばあさんと黒ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
あさは、学校がっこうはやいのですから、七までにってきてもらわないとまにあわないのですよ。」
風雨の晩の小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
ゆめさら二心ふたごゝろたぬまでも良人をつと不足ふそくおもひてむべきや、はかなし、はかなし
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「清水を尋ねて、早く小手の掠り傷をお洗いなさるがよい。おお、ちょうど拙者があわしている傷薬、これをおわけ申そう」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あらつてさへくれゝばいのだが、さしあたり……うだ、此方こちら容器うつはつてはう。」
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぱらつた年賀ねんがでなし、風呂敷包ふろしきつゝみ背負しよひもならずと、……ともだちはつべきもの
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
己は選びもせずに、ラシイヌのほかの一巻をき出して、て来た一巻を代りに入れて置いて、しづえと一しょに洋室を出た。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
うち休息員きうそくゐん帳簿ちやうぼぢて、ふで片手かたてつたまゝで、をあけて、
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あなたがたはほんとうに、あいすまいとしても愛せずにはられないやうなものをつていらつしやいます。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
なべおほきいのと飯櫃めしびつ大屋根おほやねつてあがつて、手掴てづかみべたこともあつたさうだし
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
つた手巾ハンケチ裏透うらすくばかり、くちびるかるおさへて伏目ふしめつたが、
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いまこそかね申置まをしおきたる二人前ににんまへ料理れうりまゐれ」とめいぜらる。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
鋼線はりがねはりち、はしがペンキぬりになつて、黒塀くろべい煉瓦れんぐわかはると、かはづ
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
一寸法師いっすんぼうしかたなったまま、するするとおにのおなかの中へすべりんでいきました。
一寸法師 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
おゝ金子かねだ、大層たいそうつてやアがるナ、もう死ぬとふのでおれ見舞みめえつてやつたから
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
それ/\……みるか、……あと、あまつたのをおまへげるから此薬これつておかへり。
まえうも麪桶めんつうがはりに砂張すばり建水みづこぼしつてるので感心したから
すこしものらないところもありますが、いへあるじちそうな氣持きもちをよくいつてゐます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
兵隊へいたいは一れつになって、崖をななめに下り、中にはさきに黒いかぎのついた長い竿さおった人もありました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
一人がその青い粘土もって来たのでしたが、蹄の痕があんまり深過ふかすぎるので、どうもうまくいきませんでした。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
赤い提灯ちょうちん沢山たくさんともされ、達二の兄さんが提灯をって来て達二とならんで歩きました。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「あゝてますとも」とつて、受取うけとつて、それを突然いきなり、うむと、女房かみさん背負しよつたものです。
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かれ飛行機ひこうきや、モーターボートや、オルゴールや、空気銃くうきじゅうなどは一つもってみたことがありません。
星の世界から (新字新仮名) / 小川未明(著)
「だってみんなでかかれば太郎たろう一人ひとりなんかかしてしまうね、ぼくあしってやる。」
雪の国と太郎 (新字新仮名) / 小川未明(著)